凸凹3人組のしまなみ海道自転車の旅、2日目
おはようございます。
一晩寝てもお尻が痛いです。
クッション付のサドルカバーを装着する予定ではありましたが、全然耐えれそうにありません。
クッション付カバーの中に、タオルを詰めて、ベッドの上に置いて試しに座ってみる。
。。。。。
なんじゃこりゃー!!!!
ふわふわのベッドの上でも激痛じゃないかー!!!!(怒)
とりあえず、7時半集合の朝ごはんへ。

質素な感じです。
普段の旅なら、朝風呂上がりの、朝食が楽しみの一つなので、こんな朝食全然テンション上がらないですが、今回はダイエット中なこともあり、あんまり食べれないから、なんとも思わなかったです。
普段ならキレてます。というか、こんな朝食の宿には泊まりませんね(笑)
というか、ご飯が硬すぎて、ビックリしました!!!!
ただでさえ疲労が抜けてないのに、食べるだけで一苦労の硬さに驚き!!!
この質素なご飯でも、食べれず残しましたね。。。
9:30尾道国際ホテルから復路出発
結局、サドルカバーの中だけでは耐え切れず、ズボンの中にもタオルを詰めて出発です。
タオルとクッションの高さだけ、サドルが上がるので、調節します。
今日は午後から確実に雨が降る予報になっていたので、雨が降るまでにどこまで行けるか??
という、ちょっと緊張するサイクリングです。
行きもにも乗った船です。


Urakami氏と彼のリーダーバイクです。ほんとかっこいいです。
昨日は最後の島「向島」でへとへとになってたのが、今日は最初の島が「向島」。
昨日と変わらず、すでに同じくらいへとへとです。
どうなってるの?????(笑)
とにかく、お尻が痛くて痛くて、ちょっとした地面のヒビや、ブルーラインのラインの厚みたったそれだけでも、振動が直接お尻にひびきます。←完全なる打撲状態。。。
出発から約1時間。
因島のコンビニで1度休憩し、そのまま昨日から予定していたオクモトの「島ごころ」へ。
また約1時間くらいで到着しましたが、そーとーキツくてツラかった。
パティスリーオクモト『島ごころ』
私は、以前からオクモトさんのケーキが好きで、何度も購入していました。
その頃は、「まごころ」っていうレモンケーキでしたね。
いつの間にか『島ごころ』に名前が変わっていましたが、中身は同じものだと思います。
前にお店しか知らなかったので、新しいお店の立派さに一瞬言葉を失いましたね。
洗練された店内ディスプレイに広い休憩スペース。
充実したサービス。
コーヒー無料サービスは最近ではよく見るサービスになりましたが、ココアやカフェモカも無料です。
素晴らしい。
トイレも広く一度にたくさんの人数入ってても利用できます。
絶対食べて欲しいのが、焼き立て「島ごころ」
焼き立てといっても、オーブンから出してすぐの焼き立てとは違います。
「本日、焼き立て」の包装も梱包もされていない常態の裸の島ごころが並べられていて、それを購入。
オーブントースターで3分あたためます。(←セルフサービスです)
品物の味がいいのは間違えないのですが、オーブントースターもいいの置いてるんでしょうね。

めっちゃくちゃおいしいです!!!!!!!!
『島ごころ』は今では駅でも空港でもSA/PAでもどこでも目にする商品となり、珍しくもなくなったなー。思っていたのですが、ココで食べる『本日、焼き立て』の島ごころは、いろんなところでお土産として並べられている、よく見る島ごころとは全くの別物でした!!!
目からウロコ。ほっぺたも落ちちゃいました。
いろんなところにもあるけど、ここでしか味わえない一品があるのは、やはり強いなーと思い、いろいろ勉強になりました。
価格は、包装済みのものと同じ1個250円です。
店内のものは、ほぼほぼ250円ですね。
テンション上がってしまって追加で食べたのがシュークリーム。

価格忘れちゃったけど、確か160円だったかな??
注文してからクリーム詰めてくれます。
まぁ、これはたいした感動もなく、普通だったので食べなくてもいいかな。という感じです。
同じ2個食べるなら、『島ごころ』を2個食べたいわ。(笑)
観光客を喜ばせる仕組みづくりしてます

完全に韓国人ですね。。。(笑)
想像以上に楽しませてくれるお店となっており、先を急いでいるはずの私たちでしたが、かなり長居してしまいました。
あー、これからまた地獄のお尻痛と戦わなくてわ・・・(泣)
多々羅しまなみ公園でお昼ご飯
オクモトから1時間も走らないところに大三島の多々羅しまなみ公園があります。
まだ雨は降っていません。
もう、次の島が伯方なので、私の旅は90%完了した気持ちになり、すでにほっとしています。
ここで、HINO氏とUrakami氏はカツカレー、私はきつねうどんを食べました。
ご飯を食べながら、この旅の終わりを少しずつ感じ、次回はどうする?とか、雨がすぐそこまで迫ってきているにも関わらず、案外ゆっくりとどーでもいい話をして過ごしました。
さあ、伯方まであと橋1つ。
スタートしてすぐに振り出した雨(笑)
幸いにもザーザーではなく、パラパラ、ポツポツ、程度だったので、また地道に、少し早足で進みます。
伯方ローソン到着
長かった、キツかった、ツラかった、痛かった、私の旅が終わりました。
ココで2人とさよならし、自転車を車に家へ向かいます。
さっきまで走っていた同じような島の道を、アクセル踏んでいるだけで、静かに、速く進んでいく車にすごく違和感を感じました。
1歩踏むことが、少し前に進むことがどんなに大変だったか・・・

ただいま、我が家。
旅を振り返って思うこと。
しまなみ海道サイクリングは、以前からずっとやってみたいとは思っていたけど、実現しないままかなりの時間が過ぎていっていました。
今回、Urakami氏から自転車を譲り受け、サイクリングに誘ってもらい、前回挑戦したUrakami氏からの感想やアドバイスをもとに、当日までに自分できることを準備して、参加しました。
あまり欲が多い方ではない私ですが、今年はやりたい事は全部やる!という目標を立て、少しずつではありますが、完了していっています。
やってみたいと思ったことは絶対にやるべきだと思います。
- 土日の休みは取れないから
- 宿泊はお金がかかるから
- 2月は寒いから
- 完走できるかどうかわからないから
できない理由や、やらない理由はいくらでも挙げられます。
けど、あなたは結局、やりたいの?やりたくないの?っていうことだと思います。
やらない限りは、ずっと「やりたい、やってみたい」でとどまっているだけです。
本当に自転車が好きかどうかわからない。←そんなのやってみないとわかりません。
実際私は、孤独と気力と戦いながら、3人でいるのに1人のような不思議な気分を味わい、なんで今、必死にペダルを踏み続けているのだろうか???
と、思うことが何度かありました。
これ、この旅が終わったあと、また行きたいって思うことがあるのだろうか??
とも、思っていました。
でも、不思議なものです。
伯方に帰ったその日こそ疲労困憊で、2時間寝たあとでないと話をすることすら出来ない状態っだたのに、翌日にはケロリとしています。
さすがにまだ若干お尻は痛く、太もも前側の筋肉が筋肉痛になっていましたが、その程度。
旅での思い出が全部懐かしく、良い思い出になっていました。
思い出は美化される。とはいうけど、こんなにか!!!!って自分でも驚きました。
ロードバイクなら、もっと楽に、もっと早く旅が進んだことでしょう。
けど、あえて、Urakami氏から譲り受けたミニベロで挑戦してみて、良かったですね。
長くてキツくてツラくて痛い旅だったけど、心身ともに大きく成長できたような気がします。
これからも、やらずしてあーだーこーだ考えるのはやめて、
- とりあえず興味のあるもの、やってみたいと思うものは全部やってみる。(←考えるのはそのあと)
- できない理由さがしはやめて、出来る環境を整えることを考える。
挑戦することによって得るものは必ずあるから。
今回、普段は何でもすぐに挫折したり諦めたりしてしまう私にこのような素晴らしい機会をあたえてくれたUrakami氏、トランシーバーで細かく道案内をしてくれたHINO氏、わが娘にそんな無謀な挑戦が完了できるのだろうか?と、2日間心配しながら応援してくれていた過保護の父母へ感謝します。

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