筆圧が強いあなたは要注意!!
みなさん、こんにちは。
突然ですが、あなたの筆圧は、強めですか?弱めですか??
ちなみに私はガンガンの強めです。
仕事柄、平均5枚の複写の伝票を手書きするためか、かなり強めの筆圧に仕上がっております(笑)
筆圧の弱い仕事仲間がいますが、筆圧弱いやつはだいたい人柄も弱いです。
見ててイライラするし、「何書いてるかわからない伝票は書く意味ないわ!」といって、ボールペンでなぞらせたりしています。
何回ゆっても直らず、その度に何回もなぞらされる弱さ・・・
まぁ、私の場合は複写伝票のせいではなく、性格上もともと強いのかもしれませんね(笑)
キレてるの??
いつもの調子で、日報に言いたいこと書いたり、資料やアイデアを提出する際、社長に「キレてるの??」と言われるという伝説がありました。
どうやら私の文字は「キレてる字」らしい。
当時はそんなこといわれても、なんとも思わなかったし、「はぁ?キレとるわ!!!」って感じだったけど、ある本に出会い、その本の一節を読んで、自分の文字を改めよう!と素直に思えたので、キレてる字の危険性と、筆圧の重要性をここで紹介したいと思います。
手紙を書くときの2つのルール
- ゆっくりと文字を書く
- 相手を困らせない
ゆっくりと文字を書く。
ボールペンでも万年筆でも、いつも心がけておくことの1つです。
急がなければ筆圧が強くなりません。
強い文字の手紙は威圧感につながり、相手の負担になります。
相手を困らせないこと。(追い詰めないこと)
手紙の原則は相手を困らせないことです。
だから、ゆっくりと文字を書きます。
文字の印象だけでも、相手に挑むような筆圧は避けたほうがいい。
手紙で伝えたい「自分の思いが強い」ということは、好意だとしても、感謝だとしても、危険です。
人間は自分本位になると相手を追い詰める癖が出てきます。
心のありったけを打ち明けるような手紙や、何がなんでも答えを要求するような手紙は、相手を困らせてしまいます。
手紙は残るものなので、ただでさえ印象が強く、注意が必要です。
いつもの毎日。松浦弥太郎
この本の手紙に関しての一節に前述したようなことが書かれていました。
これを読んだとき、
「あー。やってしまったなー。」と後悔・・・
実は私、2週間ほど前に、便箋3枚にもおよぶお礼の手紙を送ってしまったのです!!!!
自分の思いのありったけをぶつけて書いちゃいました!超大作ですね(笑)
便箋も切手も、選びに選んで、コレだ!と決めたものを使いました。
相手の負担でしかないですね。
相手のことを考えて行動するというのは、人間の道徳として当たり前のことではありますが、ここまでか!!!!って、正直驚きました。
100歩譲って、内容が負担にならないように。っていうのは少し掘り下げればわかりそうですが、筆圧にまで心を配るのか!!っと目からウロコです。
これは全く私の考えの及ばない域でした。さすが松浦弥太郎氏、脱帽。
この「いつもの毎日」という本は、私の毎日を今少しずつ変化させてくれています。
ほかにも気に入っている節がいくつかあるので、また紹介したいと思います。
だから手紙はできるだけ自然に、ゆっくりと書く。
この本を読んでから、文字を改めるようにしています。
以前は、枠からはみ出るようなデカイ字で、自分の思いのままに書いて、超自己満足の文章だったように思います。
というか、そうとしか思えない(泣)。今はとーっても反省して、少し小さめの字で、ゆっくりと書くようにしています。
そうすると、自然と気持ちは落ち着きます。
手紙には思いを乗せるもの。思いを乗せていっきに書きあげるもの。と思って手紙や文章と向き合っていた私の考えは根底から覆りました。
思いを乗せることは危険という認識に変わり、自分本位の考えから筆圧までも相手を思う筆者の気持ちに触れ、感動しました。
それ以降、会社への提出物(超アナログ会社なのでいまだにほとんどが手書き)、手紙、自分のためのメモ等にも注意をして、文字を書くようにしています。
筆圧が関わるものだけでなく、メールやLINEでも、同じことが言えると思い、相手の負担にならないよう、自分の思いを乗せすぎたり、何が何でも答えを要求するような内容は、できるだけ避けるようにしています。
相手の負担にならない前提で、気軽に返事ができるような内容、さらに言えば返事がきてもこなくてもいい。くらいのゆとりのある文章を心がけています。
以上が手紙(文章)を書くときに注意することになります。
たったこれだけのことを心がけるだけで、生活に、心に余白ができ、毎日をきちんと生きていけるようなきがします。
うそだー!って思った方も、ぜひ実践してみていただきたいです。
もしかしたら、みなさん普通にできている当たり前のことかもしれませんが・・・(笑)
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