『三つ子の魂百まで』
これはことわざかな?
昔から聞いてきた言葉。
最近、特に考えさせられることがあったので、書いてみようと思います。
簡単に言うと、3歳までのしつけや教育が大事ですよ。っていうことだと思うんだけど、たぶんそうだな。
私の身近にいる3歳の子。
根っから悪い子じゃないのはわかるし、すーっごいやさしい一面もあってかわいくてしょーがないんだけど、同じくらいの子が普通に身につけているはずの日常のサイクルがまったく身についていない。
- 朝起きたらご飯を食べる
- お昼になったらお昼ご飯を食べる
- 夜になったら夜ご飯を食べる
- お風呂に入る
- 歯磨きをする
- 寝る
たったこれだけの普通の子が普通にできることが、習慣づけられていないので、何1つできない。
ご飯、食べない。
お風呂、入らない。
歯磨き、しない。
寝ない。
無理に食べさせようものなら、無理やり歯磨きさせようものなら、ギャーギャーギャーギャー泣きわめく。
そうなると、もう誰も手がつけられない。
親も親で、聞こえないフリ、見えないフリで、なだめるわけでもなく、怒るわけでもない。
世の末を感じるます。ゾッとします。
なんだか、子供がかわいそうに思えてきます。ただただ本当にそれだけです。
怒るべきところはきちんと怒る。
たっぷりと愛情を注ぐ。
親が親の責任をきちんと果たさない結果、こんなモンスターが育つのか!と恐怖を感じます。
人間の成長において最初の3年間ほど急成長する時期はほかになく、個性の要となる人格形成や言語能力も生後3年間でほぼ形成されます。
それが100歳になったとしても根本は変わらないというのが「三つ子の魂百まで」の少し深い意味だと思います。
この子の親はこの大事な大事な3年間を、どのようにこの子と接してきたのだろう?と思うと、
やっぱり子供がかわいそう!!!!
って思いしか出てこない!
親は子供の友達じゃないんだから、怒らないように、嫌われないように接するのは絶対に間違っていると思う。
親が、しつけや教育を放棄するのであれば、一刻も早く社会の共同生活の中へ入れてあげるべきだと思う。
大きくなればなるほど、社会に出たとき、しんどい思いをするのはその子供だから。
自分がもし母親だったら、こんなことはさせない、こうやって接するんだ。って頭の中ではシュミレーションもバッチリなんだけどね。
ごめんね。
その予行演習の成果を発揮する場面はなさそうだな。残念。
母親になるということは、その子供の人生をまるまる全て背負うということ。
一日たりとも休みの日なんてありません。
本当に本当に偉大なことだと思います。
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